教化
ソウル会館の全景。中央総部ソウル出張所とソウル教区事務所があります。(出處.圓佛敎大赦典)
教化とは、本部の理念を広く布教し、圓佛教人として生活できるようにすることを意味します。1985年(円紀70)現在、教化機関17ヶ所教区、500余教堂や宣教所などがあり、教育・慈善・産業などの機関も設け、教化活動を兼ねています。教徒数は100万に達し、中央総部附設の教化研究所では、教化政策および各種教化プログラムを開発し、全教堂に普及しています。
入教の手続き
本教へ入教されたい方は、まず近くの教堂や宣教所、その他本教機関をお尋ねになり、入教の意思を示して、所定の様式による入教願書を提出して下さい。この入教願書によって中央総部教化部では教徒証を発給いたします。なお、淵源教堂・機関では法身仏前で得度式を修め、法名(教徒証)を与え、圓佛教教理の基礎訓練を行います。
教徒には出家と在家の2つの道があり、工夫6等級の成績と事業6等級の成績とを合わせた成績によって資格や待遇を定め、死後は教団の祖先として永慕殿で享礼を挙げます。
アメリカのロサンゼレス教堂
教化団
すべての教徒は、教化団組織によって管理されます。教化団は、団長・中央および8人の団員による十人一団の組織であり、首位団を最上位団として教団初期から伝わる広宣流布の教化法です。全教徒は、入教と同時に各教化団に編成され、段階的教理訓練を受けるように制度化されています。
国際教化
1985年現在、本教の国際教化の現状は、アメリカ·日本·カナダなどに10余教堂を設置し、教化活動を展開し、また台湾·西ドイツ·インドなどにも教役者を派遣し、教化に努めています。
本教が参加している国際宗教機構は、アジア宗教者平和会議(ACRP)·世界宗教者平和会議(WCRP)·世界連邦宗教者協議会(WAWF)·世界仏教徒会(WFB)などであり、国際教化のために教政院には国際部があり、本教財団の圓光大学校には海外布教研究所を設置し、その業務を担当しています。